
この所、入力デバイスに関するネタが続いています。本当は今回のデバイスを最初に紹介しようと思っていたところへ次々にタイムリーな話題があり延び延びになってしまっていました。
デスクトップPCを利用していればキーボードは現在主流の「109キーボード」と呼ばれるキーボードを利用されている方が多いと思います。弊社でもオーダーPCの依頼を受けた時には「109キーボード」を一緒に納品させてもらっています。 メーカ製PCの場合にはボタンひとつでメールソフトが起動したり、インターネットエクスプローラが起動する様な便利なボタンがついているものもありますが、文字入力の部分は109キーボードを元に作られているキーボードが大半です。 でも、ノートPCの場合はそれこそ、本体もディスプレイもキーボードも一体型ですからキーボードまで選べないのが現状で、メーカによってはそのモデルによって、上下左右の「矢印キー」や「Shift」「PgUp」「PgDn」に至っては探すのも一苦労するほどバラバラに配置されています。
そんな中・・・発売以来頑なにキーボードのキー配置を変えない、キータッチにこだわるノートPCが存在します。
「ThinkPad」と言うPC名を聞いたことがある方、居らっしゃるのではないでしょうか?
かつては「IBM」現在は「Lenovo」から販売されているノートPCのシリーズです。ピンとこなくても、「キーボードの真ん中に赤いポイントがある・・・」といえば想い出される方もいるかと。
私も、キー配置の変わらないことと、キータッチの良さ、トラックポイントの使い勝手の良さで暫くの間使い続けていました。
時代の流れか、往年のキータッチには及ばない等とも言われていますが、それでも長年慣れ親しんだキー配置は捨てられないと言う根強い固定客が沢山いるようです。それは「ThinkPad」のニューモデルが出る度に必ず製品レビューに「キー配列」の事が必ず取り上げられる事からも伺い知ることができます。
たまたまですが、この原稿を仕上げている時に「ThinkPad20年の歴史」を振り返るイベントがあり歴代ThinkPadの展示も行われました。「PC Watch」の特集記事から見事なまでに変わらないキーボード達をどうぞ。「ThinkPad」実は日本生まれなんですね。
(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120830_556247.html)
そして、このキーボードはノートPCばかりではなく、キーボード単体としても販売されています。ペラペラした使い心地からか、あんまり人気無いですが・・・。
でも、ノートPCでもデスクPCでも同じキー配列のキーボードが使えるってスゴイ便利ですよ。
欲を言えばワイヤレスだったら言うことなしです。
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